脳と無音

こんにちは わたしです

 

先日、持ち運びができる、小さいbluetoothのスピーカーを一つ購入しました。IP67で、ある程度の砂塵や水に対応できるやつです。一回の充電で16時間鳴ってくれるのもうれしい。

使用する場面は風呂場と畑を想定し、特に畑は単純作業の時間が多いので活躍しそうと踏んでいました。

イヤホンをしての作業も試したことがあるのですが、作業状況によっては周囲の音が聞こえないのは危険な場合があったり、隣の人の挨拶を気づかずにスルーしてしまうことなども考えられるので断念。

 

スピーカーを実際使ってみたところいい感じで、ストレスの少ない作業ができました。音は高音が少し弱いかなくらいのものでしたか、作業中の音楽に音質は求めないので、全く気になりません。

 

スピーカーの置き方は試行錯誤が必要そうです。土の上に新品のスピーカーを直接置くのは忍びないので、ビニール袋に入れたり、ポケットに入れたりと、ベストなポジションを探しています。

 

買ってよかった〜  糸冬

 

……でおわる予定だったのですが、気になることがあります。

私は朝起きたら大抵すぐコンポをつけて何かしらの音楽を流しつつ部屋でもそもそくねくねしています。寝る時も流していますし、外を出歩くときはイヤホンは欠かせません。

そして今度は風呂場や畑でも音楽が聴けるようになりました。もちろんこの記事を書いているときも音が鳴っています。まとまった無音の時間は食事の時くらいでしょうか(我が家の食卓はお通夜のように誰も喋りません)。

 

一番引っかかるのは音楽を聴きながらの勉強です。無音のときに比べ理解できる量が減ることは薄々気がついていますし、無音の方が頭の中で考えをまとめやすかったりすることも知っています。アイデアなんかも浮かぶ余地が少ない気がします。あとこれは聴きすぎによるものなのかはわかりませんが、偶の無音のときは脳内で音楽が再生されがちです(イヤーワームっていうんですかね)。

ならばながら聴きしている音楽への理解はどうかと言うと、あまり理解度は上がりません。十何回と聴いてもこれの曲名は?今何番?これすらわかりません。

二兎を追う者は一兎をも得ず、脳リソースを10として、それを2で割ると6くらいは欠損して、4をどう配分するかというイメージです。

 

ながら聴きはよした方がいい……。

勉強するときは勉強をして休む時に腰を据えて音楽を聴くようなメリハリが重要、という耳にたこができるほどよく聞く意見には首肯せざるを得ません。

どうしてそれをやめないんですか?なんでですかね……。作業のストレス緩和の意味はあると思います。あと音が無いと不安になります。助けてください。